とは言っても1日だけではありますが,特に(WSL2などに対しては)不満もなく開発が行えました. ここ数年間Macを使っていたのでコピペをしようとしたときにWindowsキー+Cを押して何も起こらなかったり,コピペはCtrl+Cだな!ってことでTerminal上で押してタスクを停止してしまっりとそういう不満というか,慣れの問題が大きかったです. Windows機だとスペックもりもりのマシンも用意しやすいし,検証が面倒なIE11とかの確認もしやすいので部署に1台ぐらい導入ありかもなーってレベルで満足しています.
以下WSL2に限らず久しぶりにWindowsで開発してよかったな,ちょっとなーと思った点をいくつか書いていく.
(WSL2じゃないけど)Windows Terminal普通に使えるレベルだった
今まではConEmuとか入れて使っていたけど,ただコマンド打って使えればいいやってレベルの人には普通にお勧めできる.
デフォルトの設定だとPowerShellとCommand Promptがあるけど,正直Command Promptは使わないだろうしすぐさま ubuntu.exe
に置き換えて,default profileも同様に置き換えた.
Ctrl+Tで新しいタブを開くとWSL2な環境のものがシュッと立ち上がるので非常に体験が良い.
Docker / docker-composeとかが普通に動いてる
実際これを試したくて使った. 今の仕事ではScalaを書いているのだけれど,ビルドしたアプリケーションを実行する環境はDocker上に構築して,それらのAPIサーバ群をdocker-composeでいい感じにしている. Ubuntu上でDockerを導入するときと同様の手順でDockerをインストールし,権限周りをよしなにするだけで普段見慣れている画面がすぐに表れる.
Dockerで立てたAPIサーバにアクセスするためにWindows側のhostsを少しいじったが,それはMacでも同様のことを行っていたので気にしない. この辺りは
でいい感じのスクリプトが公開されているので特に気にする必要もないのではないだろうか.
またDocker for Macよりも動作などがサクサクな気がするけど気のせいだろうか.暇ができたらベンチでも取りたい.
Ubuntu上だっけ?Windows上だっけ?をあまり気にしないで済んでる
普段MacではVSCodeをすぐ開けるようにPATHに code
や code-insiders
を追加している.
手癖でUbuntu側のファイルシステム上で code-insiders
を叩いてしまったのだが,ちゃんと対象のディレクトリを開いてWindowsのVSCodeが起動した.
当たり前だろ!と言われるかもしれないけれども割と感動した.
ショートカットキーがこんがらがった(慣れの問題)
普段Macで生活しているので,Terminal上で1-word消してみたいな時はCtrl+Wを使っている. Windows Terminal上でやるとどうだろう.そう,Window(またはTab)が消滅する. 短時間に何度もTabを消し飛ばしてしまったのですぐにtmuxを導入した. 私みたいなミスをする人はぜひともtmuxを入れてみてほしい.
またWindows使ってる感覚でコピペをしようとして実行しているコマンドを止めてしまった.
この辺りは慣れるしかないんだろうな,と思った.
1日使ってみた感想などは以上となります. 最初にも書きましたが,WSL2や開発環境として見たWindowsは良くなっているし満足しています.
正式リリース期待してもいいのではないでしょうか.
別の話ではあるけど,Windowsキー+Shift+Sでいい感じにスクショできるようになっててすごい... このWindowだけをスクショしてクリップボードに送り付けるっていうのが簡単にできて,SlackでWSL2よかったよーって報告する時に必死にPaint.exeとかで編集しなくて済んだ.