窓を作っては壊していた人のブログ

この謎のブログタイトルの由来を知るものはもういないだろう

.NET 7 previewのwasm-toolsを簡単に試せるRepositoryとDocker Imageを公開しました

先日C100で頒布予定の記事の内容のざっくり宣伝をしました。

teitoku-window.hatenablog.com

今回は頒布予定の記事にて紹介しているリポジトリの宣伝です。

wasm-tools workloadは、.NET 7 preview6 から、今月中旬頃公開されそうなpreview7の間でガッツリ変更が加わっています。 それに備えて予め試しておきたい、または新たなAPIを見ておきたい!みたいな人に向けたサンプルのリポジトリを今回は用意しました。

github.com

現在リリースされているpreview6に加え、今月中に公開されそうなpreview7相当のテンプレートと追加されたAPIを実際に試したコード、また2022年7月末時点のwasm-toolsおよびそのテンプレートが実際に試すことが出来ます。

と言っても実際に試すには

GitHub - dotnet/runtime: .NET is a cross-platform runtime for cloud, mobile, desktop, and IoT apps.

このリポジトリをcloneしてビルドする必要があるのですが………

流石にruntimeのビルド環境を整えるのは面倒なので、Dockerfileも作成してあります。

try-net7-dotnet-webassembly/Dockerfile at master · yamachu/try-net7-dotnet-webassembly · GitHub

それも面倒な方は

https://hub.docker.com/r/yamachu/dotnet-wasm-tools

こちらをどうぞ。

Dockerfileの中身を見れば大体わかりますが、

$ docker exec -v `pwd`:/work yamachu/dotnet-wasm-tools:latest dotnet new wasmconsole -o mysampleproject
$ docker exec -v `pwd`/mysampleproject:/work yamachu/dotnet-wasm-tools:latest dotnet publish

みたいな感じで試せると思います。

arm64向けのイメージは用意できていません… x64環境でビルドしたイメージを使って、プロジェクト自体は作成できるのですが、publishの段階でハングしてしまいます。

ここに関しては現在調査中。

arm64環境で試したい場合は自分で dotnet/runtime のビルドとファイル書き換えが必要なので頑張ってください…

github.com